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なぜ神はマリアを選ばれたのですか。なぜマリアはそれほど若かったのですか

質問:なぜ神はイエスの母となるようマリアを選ばれたのですか。なぜマリアはそれほど若かったのですか。

回答: 実のところ、この二つの質問に正確に答えるのは難しいことです。 多くの点で、その答えは神秘のままにとどまっています。 

神学的な観点からは、神がイエスの母となるようマリアを選ばれたのは、マリア自身が無原罪の御宿りの方であったからだと言えます。これは、人となられた神の母としてふさわしいのは、マリアただ一人であったということです。マリアは、罪なく宿ったという点で、奇跡的な仕方で母の胎内に宿りました。神はマリアに「罪から守る恩恵」を授けることをお選びになりました。つまり、マリアが母の胎内に造られたその瞬間に、原罪を含むあらゆる罪の汚れから守られたのです。もちろん、神がそうなさったのは、御子である神がマリアの胎内で人となられるために、マリアがふさわしい器となるようにするためでした。マリアを守った恵みは、その御子イエスの十字架からもたらされたものですが、時を超えて働き、マリアが宿ったその瞬間に罪から解放したのです。こうして、御子はまだ時の中で生まれてはいませんでしたが、マリアの救い主でした。分かりにくいと感じられるなら、しばらくこのことを思い巡らしてみてください。これは偉大な信仰の神秘であり、また深い神秘でもあります。

さらに、マリアは生涯を通して罪のないままでいることを選びました。アダムとエバが罪なく生まれたように、マリアも罪なく生まれました。しかし、アダムとエバとは異なり、マリアは生涯を通して、自らの自由な意志で罪を犯すことを一度も選びませんでした。そのため、マリアは神の御子のための完全な器となりました。その体も魂も完全であり、それゆえに完全な道具となったのです。

しかし、これは一つの観点からの答えにすぎません。「でも、なぜマリアだったのでしょうか」とも思われるかもしれません。これは、答えることが不可能とまでは言わないにしても、難しい問いです。おそらくそれは、神の神秘的なみ旨にかかわることでしょう。すべてを見通し、すべての人を生まれる前からご存じである神は、あらゆる時代のすべての女性をご覧になり、マリアこそ、自らの自由な意志で罪を犯すことを決して選ばない者であると見ておられたのかもしれません。そして、そのために神は、マリアに無原罪の御宿りという恵みを与えることをお選びになったのかもしれません。しかし、これは究極的には、天国で初めて明らかにされる信仰の神秘です。

二つ目の「なぜマリアはそれほど若かったのですか」という質問については、歴史的な観点からのほうが答えやすいかもしれません。二十一世紀の今日、十五歳の少女が結婚して子どもを産むのは、一般的なことではありません。しかし、当時はそうではありませんでした。マリアがイエスを産んだとき、マリアは扶養される子どもとしてではなく、家庭を築く準備のできた若い女性として見られていました。ですから、歴史にかかわる問いを考える際には、その時代の文化を理解しようとすることが、いつも大切なのです。

このテーマについてさらに知りたい方は、第3章(『わたしのカトリック信仰!』所収)をお読みになるとよいでしょう。


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